トプティカ社のFemtoFiber dichro シリーズは、完全に同期した異なる2波長を、ワンボックスの同じ出射口から同時に出力する新しいタイプのフェムト秒ファイバーレーザーです。この新しい製品コンセプトはコンパクトなデザインと簡単なボタン操作を行うだけで操作可能な容易な操作性の両方を提供可能です
この革新的なプラットフォームにおいて最初の製品となるのは広帯域な中赤外スペクトラムを発生するFemtoFiber dichro midIRです。エルビウム添加ファイバ技術をベースにし、5~15μmのレンジにおいて波長チューナブルな広帯域パルス信号を得る事が可能です。中赤外パルス信号は1.5μm基本波信号と1.7~2μmのスーパコンテニュウム信号の差周波発生(DFG)プロセスによって生成されます。
- SAMモードロッキング、オールPMファイバー構造
- ユーザーフレンドリーなターンキー操作
- 堅牢で信頼性の高いコンパクトデザイン
- 2波長同期出力
- セミオートでの遅延時間調整機能
波長(発振帯域) | パルス幅 | 平均出力 | パルス繰り返し | |
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FemtoFiber dichro midIR | 5 - 15 µm, 20 - 60 THz, 670 - 2000 cm-1 (tuning range) | --- | typ. 1 mW | 80 MHz |