
MSHG pro
19インチラック組込用第二高調波半導体レーザーモジュール
- 高安定性の共振周波数ダブリングステージ
- PMファイバ端最大2W、対応波長:330 .. 780 nm
- アンプチップ、ダブリングステージ、光ファイバーへのAutoAlign(自動光軸調整機構)含む
- 低ノイズ&低ドリフト、狭線幅 1 .. 120 kHz
- デジタルコントローラ DLC pro にて最高のパフォーマンスと使い勝手を実現
19インチラック搭載用MSHG pro、T-RACK や他の適切な19インチラックにシームレスに収納されます。MSHG pro レーザーヘッドは波長可変半導体レーザー、高出力半導体アンプ、周波数ダブリング (SHG) ステージを含みます。 MSHGステージ(第二高調波部)は熱及び機械的な安定性に優れるbow-tie型の構成を採用したリング型共振器です。 ご要望により、ファイバー (FA) 又は ラマンファイバー (RFA) 型増幅器でのシステムもご提供可能です。
すべてのトプティカ社 Laser Rack Systems 同様、MSHG proは、光学テーブルをクリアにし、レーザーを19インチのサブラックに収納します。ご研究者がレーザーシステムの調整に時間をかけることなく実験に集中できるように、トプティカ社Laser Rack Systemsへの統合が最適です。分光、ホログラフィー、干渉計、そして量子技術の研究と応用のためのチューナブルなレーザーをご提供します。
MSHG proをT-RACKで動作させる場合、MSHG proはファイバ出力型SHG proシステムと同様のスペックとなります。このシステムには、TA増幅チップ、SHG共振器、出力ファイバへの完全自動化されたプッシュボタン式自動光軸調整機構 AutoAlign や、プッシュボタン式出力安定化機能が含まれています。
MSHG proモジュール式レーザーユニットは、フルエクステンションプルアウト機構とダイナミックケーブル管理を特徴としており、レーザーモジュールへのアクセスを容易にします。同時に、外部環境からレーザーをデカップリングするためのパッシブな防振機能も備えています。レーザーユニット間の熱を遮断するための1RUのブランキングフロントパネルを含め、高さは合計4RU(Rack Unit)を使用します。光出力はファイバ出力となっているため、柔軟な取り回しが可能です。
MSHG proレーザーモジュールはトプティカ社の DLC proで制御されます。デジタルアーキテクチャにより、低ノイズのレーザー動作、インテリジェントなロック機能、イーサネットによるリモートコントロールを実現します。
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Specification
MSHG pro は T-RACK 内に設置されており レーザーラックシステムの一部となります。統合ラック型ソリューションとして、最大限の利便性を活用できます。またMSHG proはユーザー所有の標準的な19インチラックにインストールすることも可能です。MSHG proをマウントするための仕様についてはどうぞお問い合わせください。ラック内に必要なスペースはシステムの構成により異なり、熱制御を適切に行うためには各レーザーモジュール(MSHG pro、DLC pro)の下部に遮蔽物とならない高さのユニットを1つ追加する必要があります。ラックの必要条件詳細についてはトプティカまでお問い合わせください。またMSHG proはそれぞれ独立したレーザーヘッドとDLC proサブラックで構成されるテーブルトップ型のソリューションとしてもご利用いただけます。
対応可能波長レンジ 330 .. 680 nm (半導体型光アンプを使用した場合),
510 .. 780 nm (ファイバー型光アンプを使用した場合)発振線幅 1 .. 120 kHz (DL pro master) シードレーザー DL pro, DL DFB 光増幅器 半導体型光アンプ (TA), 特注対応: ファイバー型光アンプ (FA) またはラマンファイバー型光アンプ (RFA) 第二高調波ステージ ボウタイ型折り返しリング共振器 波長粗調整レンジ 2 .. 20 nm - Additional Information
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